2020年07月05日

パートナーの想いとして『漱石先生がやって来た』半藤一利(ちくま文庫)

夏目漱石のパートナーとして、鏡子という妻がいますが、もう1人、人生の方向性をパートナーとして見ていた「登場人物」がいます。「猫」です。『吾輩は猫である』はご存知の通り、夏目漱石の代表作で、勤める大学教授の職で心を傷めて時に、書くように進められたのが『吾輩は猫である』です。最初に書き始め、2回、3回と書くようになって漱石も面白く「させた」、そして、人気を博した、漱石を救ったパートナーなのです。その猫の視点から漱石、家族、周りの知人の動きを描いた1つの作成が『漱石先生がやって来た』。夏目漱石の親戚である半藤一利さんの裏付けある内容と面白みのある文書で綴っており、数年前に親友子規を失い、自分の才能に不安をもち、世情では日露戦争を取り巻く環境がありながらも猫やお手伝いのおさんなど家族の目から通し、漱石の不安、理不尽さ、それに立ち向かう応援したくなるような奮闘ぶりが描かれています。
自分も含み、誰でも起きるであろう問題で、漱石でも悩んだ、漱石だから悩んだ話を見て、猫同様、漱石を応援したくなる気持ちになる1冊。猫好きは必読?かもしれません。

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posted by あた at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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